花の流通・販売からデザイン・装飾まで、花の総合サービス企業として半世紀の歴史を誇るユー花園。

葬儀では、年間20,000件の花祭壇のデザイン・装飾を行い、お客様やお取引先様から高い評価を得ています。

そのユー花園がカタログのラインナップには含まれない、終活メディアだけのコンセプトモデルとして、季節の花祭壇をデザインしました。

第2弾となる7月の花祭壇は、紫のカーネーション、ムーンダストをメインの花材に使用した花祭壇です。

ユー花園・クリエイティブデザイン室の森谷宏親さんに、花祭壇のストーリーやこだわりについてお話を伺いました。

富良野

ドラマ『北の国』からでも有名な、北海道・富良野をイメージした花祭壇です。富良野といえば、一面に広がるラベンダー畑が有名です。そのラベンダー畑を、棺を包み込むように再現しました。

旅行が大好きだったご家族。中でも思い出の場所が、ラベンダーが咲き誇る北海道・富良野だったというイメージで、この花祭壇をデザインしました。

ご葬儀では、故人様を囲んで、旅行の思い出を語り合い、故人様をしのんでいただけるのではないでしょうか。

beautiful violet carnation flower on white background

ラベンダー畑をイメージした花祭壇ですが、実際にはラベンダーを使っていません。あえて、紫色のカーネーション、ムーンダストを使ってラベンダー畑を作りあげました。

ムーンダストは4種類あり、同じ紫でも色合いが異なります。その4種類の紫でグラデーションをつけることで奥行きが生まれました。

さらに、プリントした富良野の風景をボードに張り付けて、花祭壇の奥に展示したことで、富良野の広大な大地を表現できたと思います。

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