花の流通・販売からデザイン・装飾まで、花の総合サービス企業として半世紀の歴史を誇るユー花園。

葬儀では、年間20,000件の花祭壇のデザイン・装飾を行い、お客様やお取引先様から高い評価を得ています。

そのユー花園がカタログのラインナップには含まれない、終活メディアだけのコンセプトモデルとして、季節の花祭壇をデザインしました。

第6弾となる11月の花祭壇は、オレンシジュームをメインの花材に使用した花祭壇です。

ユー花園・クリエイティブデザイン室の森谷宏親さんに、花祭壇のストーリーやこだわりについてお話を伺いました。



季節の花祭壇11月 公園

秋の日差しを浴びて、黄金色に輝くような木々たち。

息子様にとって、旅立たれたお父様との一番の思い出は、冬を迎える前に、命のきらめきを感じさせる国立公園を歩いたことでした。

大学を卒業し、社会人として歩み始めたばかりで、大きな壁にぶつかっていた息子様。

旅先で出かけた公園で、ただ息子様の話に耳を傾けるお父様。公園を出る頃、話し終えた息子様に、若かりし頃の経験談を話されたそうです。

その時のアドバイスが、今の息子様を支えている。だからこそ、お父様と歩いた公園をデザインした祭壇に選ばれました。

季節の花祭壇11月 オンシジューム

木々が生い茂る、国立公園を式場に作り出すため、白樺のオブジェを用意し、黄に色づいた葉をオレンシジュームで再現しました。

秋から冬へと季節の移ろいを感じられるように、白樺のオブジェの間にはわずかに残る緑として、ゴールドクレストを配置。

棺の周りに生い茂るソリダコやケイトウで、故人を包み込むような、ぬくもりを感じさせる落ち葉の絨毯を用意しました。

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