東京都の葬儀費用の平均が1,383,964円であることが、首都圏の葬儀に関する情報を発信する
エンディングデータバンクの調査で明らかになりました。東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県の1都3県では、もっとも高い金額となっています。

それでは、東京都の市区町村で最も人口の多い、89万人(2017年4月時点、世田谷区調べ)が暮らす世田谷区の葬儀事情はどうなのでしょうか。

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世田谷区の葬儀費用の平均は1,287,142円

世田谷区全体の葬儀費用の平均は1,287,142円と、東京都の葬儀費用の平均を下回っています。東京都23区内では、16位でした。

葬儀のスタイルを直葬、家族葬、一般葬、大型葬に分類して平均費用を見ると、直葬は271,515円、家族葬は1,083,255円、一般葬は2,193,501円、大型葬は4,745,961円と、一般葬以外は東京都の平均を下回っています。

世田谷区は、葬儀全体の7割が家族葬

世田谷区で行われる葬儀をスタイル別にみると、もっとも割合が大きいのは家族葬で69.2%でした。続いて一般葬が14.2%、直葬が12.4%、大型葬が4.1%と、家族葬が一般的に行われるエリアであることが分かります。

東京都全体の葬儀のスタイル別割合と比べると、世田谷区の家族葬の割合は東京都の63.7%より5.4ポイント高く、東京都23区内では2位でした。

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世田谷区で最も利用されている斎場は代々幡斎場

世田谷区の方に多く利用されている斎場を見ると、1位は代々幡斎場でした。

京王新線「幡ヶ谷」駅から徒歩6分の場所にあり、火葬場を併設しているので、斎場から火葬場までの移動に必要な霊柩車やマイクロバスなどの手配の必要がなく、レンタル料金を抑えられます。高齢者の移動の負担も抑えられ、利用者にとってメリットの多い斎場です。

2位はみどり会館でした。世田谷区が運営する公営斎場で、民間の斎場に比べて使用料が66,000円と低く設定されています。

最寄り駅の京王線「千歳烏山」駅から徒歩で15分かかりますが、式場の規模は家族葬に最適な広さで、宗派を問わず葬儀が行え、安置施設も完備しています。

3位は森巖寺開山堂でした。2008年に建設された、比較的新しい斎場です。小田急線・京王井の頭線の「下北沢」駅から徒歩10分の場所にあり、内観も外観もきれいで、寺院が運営する斎場ですが、神道葬やキリスト教葬、無宗教葬も行うことができます。

世田谷区の方が利用できる公営斎場は、みどり会館以外にも臨海斎場があります。港区、品川区、目黒区、大田区、世田谷区が共同で管理する公営斎場で、場所は大田区にあります。

公営斎場なので、式場の使用料が民営の斎場に比べて安く、火葬場を併設しているなど、メリットの多い斎場ですが、ネックなのはその立地です。最寄り駅が、大田区の東京モノレール「流通センター」駅ということもあり、世田谷区の方で使用される方は多くはありません。

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世田谷区でよく利用されている火葬場も代々幡斎場

葬儀は斎場で行われた後、火葬場に移動して故人を火葬します。世田谷区の方が多く利用している火葬場はどこでしょうか。

1位は斎場でも最も多く利用されていた代々幡斎場です。以下、杉並区にある桐ヶ谷斎場、大田区にある臨海斎場と続きます。

半数の方が自宅への安置を選ぶ

葬儀でいう安置とは、逝去した日から葬儀を行う日までの間、ドライアイスなどで故人の体を守りながら、休ませることです。

安置する場所としては、自宅か専用の安置施設かのどちらかになります。それでは、世田谷区の場合、自宅へ安置する方の割合は44.5%です。東京都では35.3%なので、世田谷区の自宅安置率が高いことが分かります。

世田谷区の持ち家率は都内23区で11位と決して高くはありませんが、自宅への安置を選ばれる方が多いのは、自宅に安置ができるだけのスペースが十分にあることが要因のひとつと考えられます。

また、病院や施設で逝去しても、最期は故人を長年暮らした自宅に連れて帰りたいという想いを持っている方が多いからだとも考えられます。

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