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商社出身の異色のエンディングプランナー

清水 寿史 (しみず としふみ)


――前職は大手商社と伺いましたが。
大手商社には新卒で入社して、その後は防災用品を扱う商社に転職しました。その間ずっと営業畑を歩んできました。
 

――商社から葬儀業界への転身は、何かお考えがあってのことですか。
30歳で子供が生まれたことですね。子供って成長していくと、だんだん物事がわかってくるじゃないですか。それで将来、「父ちゃん、何の仕事してるの?」みたいになった時、今の仕事をこのまま続けて、子供が5歳、10歳、15歳になっていいのかな? そう思い始めたのがきっかけです。
 

――転職先の業種は色々ありますよね。その中から葬儀社を選ばれた理由は。
葬儀は完全に後付けです。葬儀社に勤めたいとは全然思っていなくて、理念に共感しました。だから、この会社がハンバーガーを売っていようが、何をやっていようがどうでもよくて。たまたまネットサーフィンをしていたら、中川社長のインタビューが目にとまって、「こんな理念の会社があるのか。面白そうだな」と思って調べてたら、それが葬儀社だったという話です。
 

――中川社長のインタビュー記事で、心に引っ掛かったポイントは覚えていますか。
記者から「会社が急成長している要因は何ですか?」と質問されて、社長が「弊社の強みは、人間です」と答えていたことが特に印象に残っています。幻冬舎から出版されていた『Time of eternity 告別』という本も気に入りました。こんな事を言っている若い経営者がいることが刺激的でした。
 

――当初は法人営業担当だったとか。
そうですね。特養老人ホームに営業して、職員の方に「皆さん尊いお仕事をしていらっしゃいます。その先に送り出す際にも、温かい葬儀社で」みたいな仕事を。
 

――そこから、どのような経緯でエンディングプランナーに。
仕事を始めてすぐに悟りましたね。葬儀のことを知らないと使いものにならないと。そこで上司に、自分も葬儀のほうに関わらせて欲しいと直談判しました。いっぱしに葬儀が出来るようにならないと、お客様に説得力のある話を伝えられないと思う。いまの自分では、がほかの葬儀社と比較したお葬式のむすびすの強みであったり、うちはこういう会社ですと話したところで、葬儀の現場を知らない薄っぺらな知識では、すぐに化けの皮が剥がれてしまう。どの位かかるか分らないけれど、とりあえず最短で頑張るので、葬儀スタッフとして経験を積ませて欲しいと、正直な気持ちを伝えました。
 

 

――エンディングプランナーになったのは、いつ頃ですか。
入社して半年後です。もちろん補助輪付きですが。それまで自分自身ほとんど葬儀の経験がなかったので、葬儀に慣れするまでは、お客様に不安感を与えないようにお手伝いするのに苦労しました。葬儀の打ち合わせに関しても、会社が作った資料はあるけれど、まったくその通りにならない。でも、当たり前なんですよね。ご家族の状況も違う、式場も違う、亡くなり方も違う。それを自分の中にインプットしていくのが大変でした。自分も社会人として10年間、営業をやってきた自負はありましたが。それでも心して掛からないといけないと感じました。
 

――大変さの中身について、具体的にどんな事ですか。
お客様に、こういうことを聞いたら、こういうことが返ってくるだろう……というのが想定できない。葬儀以外の業種でお客様に何か提案するときは、自動車にせよITにせよニーズが明確であったり、こういうものが欲しいという欲求があるのが普通です。商社時代は、それに対して提案していくのが普通でした。もちろん、葬儀の仕事も何か空間を創るために提案するというのは必要ですが、それ以上に確認であったり、段取りが多岐にわたる。それをお客様もかなり感情的に不安定な状況で進めて行くことになる。今まで経験したことのない、こちら側がかなり柔軟性をもってお客様に接することが必要な仕事だと、それを凄く思いました。
 

――そんな清水さんが、お葬式のプランニングで重要視していることは何ですか。
むすびす流にいえば、その人らしい空間だったり、お別れをちゃんとお客様と共有できること。お客様の想いに対して、「それなら、こんな風に送って差し上げましょう」という提案が受け入れられることだと考えています。
 

――仕事に対するポリシーや合言葉のようなものはありますか。
今期、社内のエンディングプランナーの牽引役である4名の1人に選ばれました。その4人と話し合って出てきた想いが、「お客様と仲間のため」という合言葉です。つまり、「CS(顧客満足度)」と「ES(従業員満足度)」の充実ですね。「何か動こう」「何か止めよう」とする時、この言葉に照らし合わせながら考えたい。
 

――この会社で清水さんが目指していることはありますか。
上場したいですね。東証一部を目指したい。その結果、うちの会社でお葬式をあげて下さったお客様が、「きみたちの会社に頼んで、本当に良かったよ」と言ってもらえて、「上場してるの? それならお宅に投資してみよう」となれば、そのお客様に配当だったり、色々な還元できるのが自分の理想ですね。だって一番知っているわけじゃないですか。むすびす株式会社のサービスを受けた方ですから。お葬式以外でもお客様たちの期待に応えていきながら、働けるといいなと思います。

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