火葬式は、通夜や葬儀・告別式を執り行わず、火葬場で短時間でのお別れと火葬と収骨のみを行うものです。火葬式に近しいものとして「直葬(ちょくそう)」「荼毘式(だびしき)」という言葉もあり、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?

お通夜や葬儀・告別式を行わないため、一般的な葬儀と比べて逝去から火葬までの時間が短いのが特徴です。
そのため、故人をしっかりお見送りする時間が限られていることが特徴です。

ここでは、直葬・火葬式が一般的な葬儀の流れとどこが違うのか、どれくらい費用がかかるのか、火葬式についてご紹介します。

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火葬式・直葬とは?

「火葬式」は、火葬場に直接集合して、火葬場にて短い時間で故人とのお別れをして、火葬と収骨を行う葬儀形式です。一般的な葬儀と比べて逝去から火葬までの時間がとても短いのが特徴です。

「密葬」という言葉もご存じの方が多いかもしれません。
「家族葬」や「火葬式」と混同されやすい言葉ですが、「密葬」は後日、本葬やお別れの会を行うことを前提として家族や近親者だけのみで執り行う葬儀の事を密葬といいます。

直葬

直葬とは、お別れの時間をお取りせず、火葬と収骨のみの最もシンプルなお別れの方法です。
直葬では、火葬時の立ち合いや面会はできますが、棺の中に花等を入れるお別れの時間はとりません。
直葬として、代表されるのは、コロナで亡くなった方の火葬(コロナ荼毘)や生活保護を受けている方の火葬(民生荼毘)です。

火葬式

火葬式は、火葬場で棺の中に生花等を手向けたりして短時間でもお別れのお時間をお取りするお別れの方法です。
お別れのお時間をお取りしたあとは直葬と同じく、火葬し、収骨という流れになります。

出棺式

出棺式は、式場や集会所などお別れの場を設けて約30分ほどの時間で宗派にとらわれず、お別れの時間をお過ごしいただく形式です。
お別れの時間を過ごしたあとは、火葬場に移動し、火葬と収骨を行います。
お別れの場を準備することと、お別れの時間を火葬式よりも長くとることが出来るのが出棺式の特徴です。

火葬式の費用

火葬式の費用は、基本的に「火葬料金」+「棺」+「骨壺」です。
しかし、一般の方が火葬場に直接連絡して棺を運び入れ、火葬を行うことはできませんから、必然的に葬儀社へ依頼することになります。

ほとんどの葬儀社では、火葬式プランを用意しています。
プランの内容は葬儀社によって多少異なりますが、「寝台車」「ドライアイス」「棺」「骨壺」「火葬料金」といった火葬式に必要なものがセットになっている場合がほとんどです。

火葬式でも、読経や料理、会葬返礼品の手配ができる

斎場・葬儀場などの式場を使用せず、火葬炉の前でお別れをする火葬式ですが、限られた時間の中でも、家族の希望に合わせて手配できることがあります。

別記事にて、火葬式のプランを紹介しています。併せてご覧ください。

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火葬式の火葬式プランのご紹介。故人様のお仕度を整え、お別れ花をご用意してお送りするプランです。ご葬儀後のお手続きのご相談も無料で承ります。

火葬式の流れ

火葬式当日は火葬場に直接集合をして、火葬・収骨を行います。
火葬場にもよりますが、火葬にかかる時間は1時間~1時間半くらいです。
よって、火葬式当日の集合から解散までにかかる時間は約2時間~2時間半を目安に考えてくとよいでしょう。

逝去
  • 逝去に立ち会ってほしい方に連絡をしてください。
  • 逝去後、病院や施設から移動するために必要な寝台車の手配を葬儀社に依頼します。
  • 医師から死亡診断書を受け取り、荷物をまとめて移動の準備をします。
移動
  • 葬儀社へ死亡診断書を預けます。
  • 火葬式当日まで故人が休む安置場所を自宅にするか、専用の安置施設にするか、葬儀社に伝えましょう。
  • 安置場所へ向かう途中で、立ち寄りたい思い出の場所があれば、寝台車の運転手に伝えましょう。
安置
  • 自宅に安置する場合は、安置用の布団またはベッドを用意します。
葬儀社との打合せ
  • 火葬式の日程を決めてください。日程を決める際に優先すべき項目は以下の順になります。
    1.菩提寺と付き合いのある方は、菩提寺の都合
    2.火葬場の空き状況
    3.家族・親族の都合
  • 打ち合わせをした内容をもとに、葬儀社の見積りや契約書を確認してください。
  • 火葬式へ参列してほしい方に逝去と日程と場所の連絡をしてください。
納棺

納棺時(故人様を棺に収めること)に以下のことを希望する場合は、葬儀社にお伝えください。

  • 故人の旅支度を、家族の手で整えたい。
  • 白装束や故人が気に入っていた洋服に着せ替えたい。
  • 専用の安置施設に安置しているが、納棺に立ち会いたい。
  • 故人の顔を整えたり、体を清めるためのメイクや入浴を納棺士に依頼したい。
火葬(火葬式)
  • 火葬場に集合します。
  • 火葬炉前で故人と最期のお別れの時間を過ごします。時間は5分~10分程です。
  • 用意した花や思い出の品を柩にお手向けください。

別記事にて一都三県の火葬場を紹介しています。併せてご覧ください。

東京都の火葬場はこちら
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収骨
  • 故人のお骨を骨壺に納めてください。
  • 収骨後に火葬場のスタッフから埋葬許可証を受け取り、解散となります。

火葬式を行う場所:火葬場・斎場はどこにある?

火葬式・直葬は火葬場で行います。
火葬場には、公営の火葬場と民営の火葬場の2種類あります。

公営の火葬場は、各自治体が運営するもので、故人やその家族が自治体の住民であれば、火葬料は安くなります。
自治体の住民でない場合は使用できない場合や火葬料が高くなります(住民料金適用の規定は、火葬場によって異なります)。

民営の火葬場は、民間企業が運営するもので、誰でも同じ金額で使用することができます。

火葬式を行うにあたって、火葬場によっては、火葬場内でお別れの時間をとることが出来ない火葬場もあります。短時間でもお別れの時間を希望する場合は式場に確認が必要です。

別記事にて一都三県の火葬場を紹介しています。併せてご覧ください。
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火葬式はどれくらい選ばれている?

首都圏の葬儀に関する情報を発信するエンディングデータバンクによると、2019年に行われた葬儀うち28.1%が火葬式という結果でした。

葬儀形式の割合

日本の葬儀は9割が仏教葬であるため、お通夜と葬儀・告別式を2日間で行うのが一般的でした。

しかし、時代とともに葬儀に対する価値観や宗教観が変化し、それに合わせて葬儀スタイルも多様化しました。

その中でも、本来は身元不明のご遺体を地元自治体が火葬する際に、依頼された葬儀社が行っていた火葬式を、「葬儀ができない」「葬儀に費用をかけることができない」という方も選ぶようになりました。

火葬式はどんな方に選ばれている?

新型コロナウイルス禍で選ばれる火葬式

昨今の新型コロナウイルス感染拡大に伴い、感染対策として葬儀の参列者を減らしたり、近しい親族のみの「家族葬」や「火葬式」を行う方が増えています。

新型コロナウイルス特別措置法に基づく「緊急事態宣言」が東京都に、「まん延防止等重点措置」が神奈川県、埼玉県、千葉県に適用されています。
火葬場や斎場・葬儀場は、社会生活を維持するうえで必要な施設として、式場の換気・消毒、人と人との間隔を保つ、来場の人数を制限するなどの感染予防対策を実施することにより、葬儀を滞りなく行うことができます。

別記事にてコロナ禍での葬儀の現状や、対策について詳しく紹介しています。併せてご覧ください。

コロナ禍でのお葬式・家族葬|お葬式での感染予防対策は?徹底解説
全国の火葬場、斎場・葬儀場、葬儀社は、新型コロナウイルスの対策に取り組みながら、通夜・告別式を含む、ご葬儀を通常通り執り行っております。本記事では斎場・式場の感染対策や、コロナ禍で安全に葬儀を執り行うためにはどうしたらいいかを紹介します。

参列者の負担が最小限で済む

式の内容がシンプルであうため葬儀社と打ち合わせる内容も少なく、一般的な葬儀に比べて逝去から火葬までの時間が短いのが特徴です。

式の当日も火葬場に集合し、火葬炉の前で5分から10分のお別れをして解散するため、高齢者の体への負担を抑えられます。

火葬炉の前でお別れをするだけなので、最後のお別れに立ち会う参列者は人数が限られます。

必然的に案内する方が少人数になるので、一般的な葬儀に比べて案内の負担も抑えられます。

シンプルで費用が安い

一般的な葬儀は、式場でお通夜と葬儀・告別式の2日間のお別れをした後、火葬場に移動して火葬を行います。

一方、火葬式はお通夜と葬儀・告別式を行わないので、式場の予約や葬儀の準備をする必要がありません。

読経などの宗教儀礼を行わず、一般的な葬儀で必要な式場の使用料や花祭壇、料理、会葬返礼品などの費用がかからず、お布施が必要ないことも特徴です。

火葬式を選ばれる方は、他にも

  • 本葬を故郷で行う可能性がある場合
  • 感染症(新型コロナウイルス)等ですぐに火葬が必要な場合

などの事情もあります。

親族や知人がいない故人を見送る場合

家族や親戚がおらず、知人の参列がない故人や引き取り手のいないご遺体を、自治体などが荼毘に付す(火葬する)場合は、火葬式で執り行うことが多いようです。

火葬式で気を付けるべきことは?

葬儀は故人にとっても家族にとっても、二度とやり直しのきかない大切な儀式です。

「葬儀の費用を抑えたい」「葬儀に時間をかけたくない」とういう理由だけで火葬式を選んだことで、後々まで後悔する方も少なくありません。

最後のお別れをしっかり行うために何を重視すべきなのか、よく考えて判断することが大切です。

お別れの時間が火葬炉の前で5~10分と、あまりにも短い

火葬式を選ばれた方の多くが、お別れの時間があまりに短いことに驚かれます。

大切な人との最後の時間をゆっくり過したり、お顔を見ながら静かにお別れすることが火葬式はできません。

また、お別れをする場所も火葬場の火葬炉の前の限られたスペースで行うため、家族や親戚など最低限の人数でしか見送れません。

火葬式はごく短時間で、なおかつ慌ただしく終了したと感じる方が多いようです。

菩提寺のお墓に納骨できない可能性がある

菩提寺と付き合いのある方が火葬式を行った場合、菩提寺のお墓に納骨できない可能性があります。

多くの菩提寺は、読経を行わない葬儀を認めていないため、菩提寺の許可なく火葬式を行った場合、納骨を断られる可能性があるのです。

菩提寺と付き合いはある方は、必ず菩提寺に確認を取りましょう。

お別れの時間をしっかりとりたい方は

一日葬

一日葬は、お通夜を行わず、告別式と火葬を行う1日だけの葬儀です。

高齢の参列者が多く、斎場までの移動や長時間の参列が体の負担になる場合。

通夜料理や遠方から参列する親族の宿泊費などを抑えたい場合。

最近では、新型コロナウイルスの感染阻止を考慮して一日葬を選ばれる方もいます。

時間と費用を抑えたシンプルな葬儀スタイルでありながら、その人らしく見送ることができる一日葬は、故人をゆっくり偲び、参列者に配慮し、親戚にも納得してもらえることが選ばれている理由です。

利用する斎場・葬儀場、菩提寺の考えによっては一日葬が難しい場合もあります。菩提寺と付き合いはある方は、必ず菩提寺に確認を取りましょう。
一日葬について詳しく知りたい方は、葬儀社に相談してみてはいかがでしょうか。

別記事にて、一日葬について詳しく紹介しています。併せてご覧下さい。

一日葬|1日で行うお葬式。家族葬とは何が違うの?マナーは?解説
一日葬とは、お通夜を行わず、葬儀・告別式と火葬を1日で行う葬儀です。精神的・体力的負担が抑えられるので、多くのご家族に選ばれています。現在は参列者の集まる時間が短く通夜ぶるまいなどの会食がないことから、コロナ禍の葬儀として注目されています。

出棺式

出棺式は、自宅もしくは式場で1時間のお別れの時間を過ごすことができる葬儀です。

費用を抑えつつ、火葬式よりもゆっくり最後のお別れをすることができます。

出棺式は、式場や自宅でお別れの時間を過すため、故人と親しかった友人なども参列することができます。

故人が好きだった音楽を流したり、写真や映像を見たりする時間もとれるので、故人の思い出を語り合うなどして故人を偲ぶことができます。

式場を使用する場合は、火葬式の費用に式場の使用料(1日分)が追加になりますが、式場によっては時間単位で使用料を設定しているところもあります。

出棺式も僧侶による読経など、宗教者による儀式が行われないため、菩提寺のある方は注意が必要です。

出棺式を検討している方は、葬儀社に相談してみてはいかがでしょうか。

別記事にて、出棺式の実際のプランについて詳しく紹介しています。併せてご覧ください。

火葬式 出棺式プラン | 葬儀・家族葬ならお葬式のむすびす
火葬式の出棺式プランのご紹介。宗教や儀礼ではなく、ご火葬前に故人様を偲び、ご家族様の心でしっかりとお見送りをするお時間を設けたプランです。ご葬儀後のお手続きのご相談も無料で承ります。

火葬式の相談をする葬儀社を選ぶときに大切な5つのポイント

インターネットで葬儀社を探すときは、葬儀社のホームページで以下の5つのポイントを確認して、候補絞り、葬儀の相談、見積もり・資料の取り寄せを行いましょう。

  • 見積もりの費用が明確に示されているか?
  • プランに必要なものが、すべて含まれているか?
  • 葬儀社がお住まいのエリアでの葬儀に24時間対応できるか?
  • 万が一に備えて、生前から相談できる
  • 葬儀後のサポートもしっかりされているか

別記事にて、葬儀会社選びのポイントについて詳しく紹介しています。併せてご覧ください。

葬儀社の選び方|人によって良い葬儀社が違う理由と失敗しないためのポイント
葬儀スタイル、参列者の人数、式場の雰囲気、スタッフのサービス、費用など、その人が葬儀で何を重視するかによって、良い葬儀社は変わります。インターネットで葬儀社を探すタイミング、複数の葬儀社の中から、要望に合った葬儀社を絞り込むポイントを解説。

家族にとって葬儀は大切な方との、たった1度のお別れの儀式です。
やり直すことができないセレモニーだからこそ、葬儀社の社員と直接会って、説明や応対から信頼できる葬儀社かどうかを見極めて、依頼する葬儀社を決めましょう。

1.見積もりの費用が明確に示されているか?

火葬式の費用は、基本的に「火葬料金」+「棺」+「骨壺」です。

「約〇万円」や「〇万円から」などと表記されている場合は、必ず見積もりを依頼して総額を確認しましょう。

実際に見積りを取り寄せてみないことには、実際の支払額はわかりません。

   
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2.プランに必要なものが、すべて含まれているか?

葬儀社では、火葬式を行うために必要なものがセットになっている「火葬式基本セット」「火葬式プラン」などを用意しています。

火葬式は基本的に、宗教費用、飲食などのおもてなし費用、斎場・葬儀場などの施設利用料は発生しません。

但し、総額の中に火葬場の利用料金が含まれていない場合は、葬儀社に確認しましょう。専用の安置施設を利用する場合は、その項目も確認しましょう。

3.葬儀社がお住まいのエリアでの葬儀に24時間対応できるか?

葬儀社によっては、24時間で対応していない場合があるので注意しましょう。

また、お住まいのエリアにある火葬場での火葬式に対応できない場合もあるので、希望する火葬場で火葬式が出来るか確認しておくとよいでしょう。

4.万が一に備えて、生前から相談できるか

電話やメールでの相談には対応できるが、逝去の時まで葬儀社の社員と会って、直接相談ができない場合は注意しましょう。

「逝去まで葬儀社の社員と会って相談ができない」となると、葬儀の内容を決める打ち合わせまで、どんな人が葬儀を担当するのか分かりません。

生前の相談を行い、担当者の顔をみて相談をし、対応力や人柄など「人」をチェックしておきましょう。

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5.葬儀後のサポートもしっかりされているか

葬儀後の手続きは、火葬式の準備よりも多く大変です。

葬儀社によっては、葬儀後のサポートなどがなく、葬儀が終わってから何をしたらいいのか分らなくなってしまうことがあります。

葬儀後の手続きをフォローしてくれる葬儀社を選んでおくと、役所や保険の手続き、遺品整理なども葬儀社に相談できるので便利です。

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まとめ|火葬式は火葬と収骨のみを行うもので、正式な葬儀式ではない。

火葬式と一般的なお葬式との違い、流れや費用について、ご理解いただけたでしょうか。

  • 火葬式は通夜、葬儀・告別式を行わず、火葬場で火葬と収骨のみを行う。
  • 通夜、告別式、宗教者による読経などの宗教儀式や、お別れの会などの弔いの式を行わないため、故人をしっかりお見送りする時間がない。
  • お別れの時間が火葬炉の前で5~10分とあまりに短く、慌ただしい雰囲気のなかで準備をしなければならない。
  • 火葬式のメリットは、シンプルで費用が安く、時間が短いので参列者の負担が最小限で済むこと。
  • 火葬式のデメリットは、菩提寺のお墓に納骨できない可能性があり、親戚からは火葬式にしたことに理解を得られないことがある。
  • 葬儀社のスタッフの説明を理解できないまま進んでしまうことも起こりうる。

葬儀の費用や時間を抑えるために火葬式を考えている方は、火葬式のほかにも一日葬や納棺式も候補に加えるみることをお勧めします。

お別れのために何を重視するべきなのかをよく考えて判断することが必要です。
迷ったときは葬儀社に相談しましょう。

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よくある質問

  • 火葬式とはどんなお葬式ですか?

    お通夜や告別式を行わず、火葬場で火葬と収骨のみを行うものです。別名「直葬(ちょくそう)」「荼毘式(たびしき)」とも呼ばれています。火葬式に関して、詳しくはコチラからお読みいただけます。

  • 火葬式に参列者の人数の制限はありますか?

    制限はありませんが、火葬炉前の限られたスペースでお別れを行うため、少人数で執り行うことが一般的です。

  • 火葬式と直葬は違うのですか?

    どちらも同じ、お通夜や告別式を行わず、火葬だけで見送るご葬儀形式です。

  • 火葬式でもお経をお願いすることはできますか?

    お通夜や告別式を行わず、火葬炉の前で故人様とお別れいただく火葬式でも、ご僧侶にお経を上げていただくことはできます。火葬炉での読経の時間は約10分です。
    ただし、菩提寺とのお付き合いのあるご家族様は、まずは菩提寺にご相談ください。菩提寺によっては、お通夜や告別式といった宗教儀礼を行わない火葬式という送り方をお認めではない方もいらっしゃるからです。菩提寺の了承がないまま火葬式を行った場合、納骨を断られることもありえますので、必ず火葬式を行う前に相談しましよう。

  • 火葬式での食事はどうするのですか?

    火葬式はお通夜・告別式がないので、お通夜後に召し上がっていただくお清めはご用意いたしません。火葬中での精進落としをご希望のご家族は、火葬場の控え室にお食事をご用意出来る場合もございます。食事の希望がある際は葬儀社に相談するようにしましょう。

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