その人らしいお葬式を実現するために、エンディングプランナーがどのような提案をしているのか?
お葬式のむすびすがご葬儀の事例をご紹介いたします。

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ご夫婦で歩まれた人生

若くしてこの世を去られたご主人様。
ご葬儀のお打ち合わせでお会いした奥様は、当然ですが憔悴しきっているご様子でした。

自営業を営まれていたご主人様は、昔から明るく人懐っこい性格で、いつも仲間の輪を盛り上げるムードメーカー的な存在だとお聞きしました。
趣味はバンド、お酒、そしてご夫婦揃って「ザ・クロマニヨンズ」の大ファンです。

ザ・クロマニヨンズは、ザ・ブルーハーツ、↑ハイロウズ↓として活躍してきた甲本ヒロト、真島昌利を中心に2006年に結成されたロックバンドです。
奥様がファンになられたのをきっかけに、何度もご夫婦でライブに出かけられたそうです。

ご葬儀では、ご主人様の趣味だったバンドと楽器、お酒なども交えながらお別れの時間を作りつつ、「これからも二人は一緒だよ」という奥様のお気持ちを祭壇に込めることで、少しでも心が前向きになるようにお手伝いさせて頂きました。

ギター、ベース、レコード、Tシャツ、お気に入りの帽子、等々。
式場にはたくさんの思い出の品々が飾られました。
これらはご主人様の宝物であると同時に、ご夫婦の素敵な思い出の品々でもあります。

お通夜の後のお別れ会では、ご主人様のバンドのライブ映像の上映、バンドメンバーからのお別れの言葉、献酒が行われました。
ロックとお酒と仲間をこよなく愛し、さらに何より奥様を深く愛されていたご主人様を、明るく送りだしてあげたいという仲間たちの温かい気持ちが伝わってきます。

闘病の末に病院で亡くなられたご主人。
奥様は自宅での時間をより夫婦らしく過ごしたいという想いから、納骨もかなり先の事として考えていらっしゃいました。
そこで私たちは、お二人の思い出のロックバンドをイメージした、オリジナルの後飾り(あとかざり)用の覆いをご用意させて頂きました。

担当者より

オリジナルの後飾り覆いを特別にご用意させて頂いたのは、実はご夫婦は引っ越しを控えており、ご主人様は新居での生活を楽しみにされておりました。
そこで納骨までのお時間を、新居でより夫婦らしく過ごせるように、後飾り祭壇用のオリジナル覆いを作れないかと考えました。
制作は裁縫が得意な社員にお願いし、お渡しするのを楽しみにしておりました。

後日、後飾り祭壇の前で撮影したお写真を送って頂きました。お写真の中には満面の笑みの奥様。憔悴しきっていた奥様が、この瞬間だけでも笑顔に。
このご夫婦のご葬儀をお手伝い出来て良かった、と胸が熱くなった瞬間でした。

※後飾り用の覆いとは、「後飾り祭壇(あとかざりさいだん)」に掛けてある布のことで、通常は「白色」です。
「後飾り祭壇」とは、ご葬儀が終わり、ご自宅に戻ったご遺骨を納骨するまでご安置するための仮の祭壇のことで、「後飾り(あとかざり)」や「後壇(あとだん)」とも言われています。
葬儀スタイル一般葬(仏式)/2日葬
人数175名
斎場・式場県央みずほ斎場/ 第1式場
火葬場県央みずほ斎場
エンディングプランナー古堅 厚太
終活・お葬式のことなら終活メディア