その人らしいお葬式を実現するために、エンディングプランナーがどのような提案をしているのか?
お葬式のむすびすがご葬儀の事例をご紹介いたします。
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ご家族の想いとは?
お打合せでお会いしたのは、とても品のある奥様。
ご逝去されたのはご主人様。
拝見させて頂いたお写真から、ラブラブなご夫婦であることが伝わってきます。
お二人のお写真はどれも海外旅行や豪華客船など、セレブリティな雰囲気を感じさせるものばかりです。
こうした素敵なご夫婦の思い出は、ご主人様のダンディなお人柄があってこそだと奥様はおっしゃいました。
働き盛りの頃のご主人様は大変お忙しくされており、会社関係の接待などでなかなか自宅に帰れない日々が続いたそうです。
食事も外食が多かったことから、ご夫婦の大切な時間もあまり作れなかったというお話でした。
会社を引退されてからのご主人様は、一転してサークル活動に専念。
サークルの中心人物として余生を楽しく過ごされました。
奥様も一緒にサークルに参加して、
ゆっくりご夫婦としての時間を過ごすことが出来たそうです。
サークルでは豪華客船での海外旅行に始まり、ゴルフ会、麻雀会、コーラス会など、さまざまな行事が盛り込まれていたそうです。
こうしたスケジュールを組まれたのも、サークル活動に積極的に参加していたご主人様でした。
そんなお話しをされながら奥様が、「本当は、私だけの参列でも良かったけれど、お世話になった方々も沢山いらっしゃるから……」とつぶやかれました。
その言葉から、お二人だけの時間をもっと過ごしたかったというお気持ちが伝わりました。
仕事に趣味にサークル活動に、いつも人の輪の中心にいて、誰からも慕われていた明るくダンディなご主人様。
それを家庭でしっかり支えていた奥様。
故人様もきっと奥様の支えに感謝していることでしょう。
そんなことも感じながら、奥様には2日間を通して最後の愛をご主人へお届けして頂きたい。
ご葬儀のテーマは?
そこで葬儀テーマは「これからも続く愛」として、ゴージャスかつダンディな空間でお見送り頂きたいと考えました。
お洒落でダンディだったご主人様を象徴するような祭壇を希望された奥様。
そこで特別なものとして壁祭壇をご提案しました。
特別という意味は「愛」。
ご遺影を真ん中にお花で包み込んだ壁祭壇は、まさに奥様の愛の抱擁そのものを形にしたものです。
ご葬儀のポイント
ダンディな故人様にお似合いになるように、お花は紫を基調としたモダンなデザインで構成しました。
祭壇の両サイドにはモダンな雰囲気のアレンジメントを別途設えました。
ご夫婦は旅行を頻繁にされていたので、季節感も演出すべくドウダンツツジの紅葉に緑も加えたものです。
さらに、入場から紫のカーペットで会葬者のお出迎え、出棺を演出。
故人様のモダンでダンディなお人柄を象徴する空間に仕上げることが出来ました。
担当より
葬祭事業部エンディングプランナー 三木 都
祭壇においてはライティングもこだわりました。
お花や枝ものなどの陰影はもとより、お通夜の解散時には式場の照明の落とし具合なども、モダンでダンディな空間になるよう心がけました。
故人様は高級腕時計を扱うお仕事をされていたこともあり、遺影にチョイスされたお写真はタキシード姿。
中にお召しのベストは、世界中に1点しかない金色であることを、喪主である奥様が誇らしげにお話しして下さいました。
ダンディな旦那様に注がれる奥様の深い愛情。
それを象徴するように、お花はふんだんにあしらうというのが大前提でした。
こうしたご要望を理解したうえで、「祭壇の構成はすべて私にお任せ下さい」と自信をもって伝えし、思いを込めて形にしました。
祭壇を豪華にしたいというお考えは、これまで夫婦二人三脚で歩まれてきたお二人が、葬儀というご夫婦にとって最後の時間に、すべてを注ぎ込みたいという強い想い、ご主人に対する大きな感謝と深い愛情を表現できる環境があったからだと感じています。
葬儀スタイル | 家族葬(仏式)/2日葬 |
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人数 | 45名 |
斎場・式場 | 桐ヶ谷斎場/鶴の間 |
火葬場 | 桐ヶ谷斎場 |