その人らしいお葬式を実現するために、エンディングプランナーがどのような提案をしているのか?
お葬式のむすびすがご葬儀の事例からご紹介いたします。

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ご家族の想いとは?

故人であるお母様は東京の下町ご出身。明るくて前向きで、情に厚い下町気質。50歳を迎えた頃にフィットネスクラブのフラダンスレッスンに参加したのをきっかけに、フラダンスの魅力にハマられたそうです。

その後、旅行好きも相まってハワイが大好きになると、現地を訪れるたびにフラドレスやパウスカートの生地をお土産として購入。帰国すると仕立屋さんにお願いして、フラダンスの衣装を作られていたそうです。
ご家族曰く、身体を動かすことが大好きで、外交的な明るい性格のお母様と、ハワイの陽気な雰囲気がぴったり合ったのではないか、とのことでした。

そんなお母様だからこそ、ご葬儀は明るくハワイの雰囲気で送って差し上げたい、とご家族はお考えでした。そこでお通夜は無宗教として、ご本人の「趣味人」としての送り出し、告別時はお寺様にお勤めいただいて、ご本人の「人間」としての送り出しをしていただくことに決まりました。

ご葬儀のテーマは?

『サンセット ~陽はまた昇る~』
底抜けに明るかったお母様は、ご家族内、特にお父様にとっては、文字通り太陽のような存在。いつも家族を明るく照らし、笑顔の真ん中にいた奥様を亡くされ、最も気落ちされているのはお父様でした。

そんなお父様に少しでも生きる気力を持ってもらいたいと願っているご長女様。
エンディングプランナーとのお打合せの中で、太陽のような存在であったお母様が、夕日は一時沈むけれど、再び昇ること。そして再び太陽を迎える際には、皆が笑顔でありたいという想いを、ご葬儀に込めたいというお話になりました。

ご長女様の想いを受けたエンディングプランナーは事前資料を作成。
『サンセット ~陽はまた昇る~』のテーマのもと、沈む太陽が最後まで明るかったこと。明日からも元気に生きて行こうと皆を照らしてくれていたこと。それをご葬儀で表現し、参列者が再認識できる場に致しましょうとご提案させていただきました。

ご葬儀のポイント

祭壇は通夜時と告別時で、無宗教と仏式にチェンジできる変形祭壇。
ディスプレイをハワイアン風にアレンジをして、さらにお母様のフラダンス衣装をその中にお飾り。

通夜時ではハワイアンミュージックを流し、親しいご親族の方だけで和やかな時間を過ごされました。
告別時には、祭壇を仏式仕様に変形し、お寺様の式司のもとお見送りをしていただきました。

喪主様・お父様からは花束ではなく、棺の上にハワイアンレイをお手向けいただき、皆様から温かい涙のうちに送られたサンセットになりました。

葬儀スタイル家族葬(無宗教&仏式)/2日葬
人数35名
斎場・式場仙行寺沙羅ホール/3F式場
火葬場落合斎場
エンディングプランナー植竹 祐公
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