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納骨堂の需要増は、墓地の不足、費用の軽減が理由

最近では、墓地の需要に対して、供給が合っていないため、慢性的な墓地不足が首都圏で起きています。首都圏の墓地では、お墓の募集に10倍以上の応募があることもあります。その理由は、法規制が厳しく、住民の許可が中々得られないことがあります。

そこで、現在注目を集めているのが、納骨堂という新しい納骨スタイルです。墓地に比べて規制が少なく、建設が容易なため、設置しやすいのが魅力です。

また、納骨堂は家族にとって、従来型のお墓に比べて費用負担が軽減されるため需要が増え、今後は、首都圏で納骨堂が増えていくことが予想されます。

 

納骨スタイルはよりスマートに

納骨堂のスペースは、どんどんコンパクトになっています。特に東京では、墓地の面積も小さいため、一つひとつのお墓が取れる面積に限りがあります。そこで、お墓の収容力を最大限まで高めた、収納可能の「機械式納骨堂」が登場しました。

機械式納骨堂はビルイン型のため、都心部でも建設可能で好立地にある施設もあり、多忙な生活スタイルの中でも、手軽に参拝することができます。掃除をする必要がないので、高齢者の方々も安心して、お墓を任せることができます。

機械によって出し入れされる光景に、まだ抵抗がある人がいると思いますが、納骨スタイルの一つとして、検討してみてはいかがでしょうか。

変化する納骨スタイル。機械式の納骨堂まで登場。

自分だけの個人墓、二人だけの夫婦墓

お墓への考え方も変化しています。日本では昔から、先祖代々受け継がれてきたお墓に、子孫もそのまま入るというのが当たり前でした。結婚した次男についても、自分で新しいお墓を建て、それを先祖代々受け継いでいくのが一般的でした。

しかし、最近はお墓に対する考え方も変わり、家族単位ではなく、個人や夫婦単位でお墓を持つ人もいます。

一代限りの個人墓や、夫婦二人だけの夫婦墓は、自分の趣味・嗜好をそのまま反映できるのが魅力です。また、単純に先祖代々の墓に入りたくないという方が夫婦墓を、夫と一緒のお墓に入りたくないという方が故人墓を選ぶこともあります。

「第7回 お墓の消費者全国実態調査」(鎌倉新書2015年)によれば、東京でお墓を購入する場合の平均金額は約217万円、東京港区青山霊園では墓地使用料だけで約1000万円かかってしまいます。しかし、個人墓の場合、土地面積もあまり取らないことから、値段も30万円からと、手頃な価格で購入することができます。

お墓を継承し、維持管理してくれる家族がいなくても、寺や霊園が代わりに管理・永代供養してくれるお墓として、永代供養墓も人気があります。

変化する納骨スタイル。機械式の納骨堂まで登場。

まとめ

2010年に日本消費者協会が行った「葬儀についてのアンケート調査」によると、墓地がある人が62.7%、ない人が35.6%となっています。日本人の約4割の人は、墓地を持っていないことになります。

お墓に対する考え方も変わり、より簡易的で便利なお墓が求められるようになってきました。この傾向は、今後も拡大していくことが予想されます。

昔ながらのお墓に納骨を希望する方、最新の機械式納骨堂に遺骨を納めたい方、様々な意見があると思います。変化するお墓・納骨スタイルの現状を知った上で、自分に合った方法を考えてみてはいかがでしょうか。

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